2011年5月15日日曜日

第1525回

第 1525 回のお題 (出題:愛染 翔子)
小説を読んでいたらこんな文章にアンダーラインがありました


[19位]ジャスティス智彦
スチール缶の幼虫にスチール以外の餌を与えると

41.41 pts [58.91](86.26%) Rate:8.21Up!!

現在のレート:約1992.65(ぼちぼち増。何回目かの2000を目指し)


明らかなフリーお題。
単純に「刺さる一文」を書いた者が勝つ。

こういうお題は、かなり怖い。
練れば練る程良いネタが出来るわけではないからだ。
一瞬の発想、闇雲な一撃、そしてセンスがものをいう。

僕も、これでもかというくらい適当なことを書いた。
「何かカタカナを使おう」ということは決めていたけれど、
あとは基本的に、脳が命令するままにタイピングをした。

「スチール缶の幼虫」という言葉は、"型"としてはありきたりだ。
「AのB」の「A」と「B」に関連性の極めて低いものを配置する方法。
例として、以下のようなものが挙げられよう。

・カンガルーの金銭感覚
・横断歩道の空腹具合
・サラリーマンの固有振動

植物的事象/人間的事象/動物的事象/物質的事象、等々の要素を、
重複しないように当て嵌めるだけで、何だか良く分からない言葉ができる。

ただ、「鋼の心臓」や「大地の鳴声」のように、
組み合わせ次第で印象的な言葉として機能する場合もある。

フリーお題になると、「意味不明なことを書けば良い」と思ってしまう。
だが、これはどうにも、良くない志向かもしれない、と感じている。
次にフリーお題に臨むときは、違ったタイプのネタを見せたい。

2011年5月14日土曜日

第1524回

第 1524 回のお題 (出題:風の迷路)
15の夜はバイク盗んでいたそうですが
45の夜は何をしてましたか?


[116位]ジャスティス智彦

言葉のナイフで息子を刺した

31.78 pts [42.60](24.84%) Rate:29.61Down...
現在のレート:約1984.44(壊滅的な減少。修復への道、険し)


このネタを思い付いたとき、何かが脳内に溢れる感触があった。
その時は、その何かを「いける感じ」や「期待感」だと思っていたが、
投稿期限を過ぎてから、溢れていたのは「勘違い」だと気が付いた。

巧い感じを出そうとしているが、何も巧くない。
息子というありきたりな言葉をありきたりに使っている。
言葉のナイフというキーワードが活かされていない。

……と、反省点の数々を容易に挙げることができるのだが、
その一方で「そんなに酷くはないんじゃないか」と思う部分もある。

若かりし頃は、バイクを盗むという直接的な悪意。
歳をとってからは、言葉による過度な叱責という間接的な悪意。
そう、このネタは、人間の本質的な成長のなさを表わしている。

どれだけ歳を重ねようと、キャリアや経験を積もうと、結果を出そうと、
人間としての個人に宿っている"核"たるものは、磨かれない場合が多い。

ふとした瞬間に、虚飾に満ちた表面部が剥離し、
その人間の愚かさや拙さが垣間見える。

3桁の順位を取るとは、そういうことだ。

だが、嘘もつき続ければ本当になる。
虚飾も塗りたくれば本質は隠れて消える。

そして今日も、本当の実力を誤魔化しながら生きていく。
本物のフリをすることに疲れた瞬間、本物は遠ざかる。

その真実に怯えながら、飾り物の牙を懸命に磨いていこう。
つくり物のナイフで、採点者の心を刺していこう。

2011年5月13日金曜日

第1523回

第 1523 回のお題 (出題:アナルホッケー)
d1523.jpg
写真で一言

style="color: rgb(255, 0, 0); ">[61位]ジャスティス智彦

格好良くヒマワリの種を割る

36.65 pts [51.15](57.45%) Rate:9.76Down...
現在のレート:約2014.05(地味に手痛く減った。やはり2000台は厳しい)


自信があったかなかったかで言えば、前者だ。
ただ、程度としてはそれほどの域では決してなく、
「明日もきっと晴れるよね」レベルの期待感。

しかし、こうして改めて投稿ネタを見てみると、切れ味が鈍い。
「普通なような少し気の利いたような」ぐらいの煮え切らなさ。
まあそれほど低い点は付けなくてもいいや、という印象。

画像の下を想像する、というアプローチは悪くなかったはずだ。
ただ、「ヒマワリの種」というアイテムがあまりにも簡素すぎた。

「何かの為にわざと落ちている」というネタは幾つか見られた。
そして、同様のアプローチで数段上の発想があった。

[6位]パラドクス的なね
スヌーズごとに落ちて起こす


上記のネタが、それである。
「画像の下の想像」と「何かしらの目的を持った落下」。
この2つの要素を含む点で、僕のネタに近しく思う。

ただ、具体的なネタへと落とし込むところで、相当な差が出ている。
「スヌーズ」という言葉と、ハムスターの数とのマッチ具合も良い。

センスというか、発想の質というか、そういうところが違うのだろう。
これは悔しくもあるし、素直に感心したという気持ちもある。

すべてが主観的評価で成り立っているように思いつつも、
「正解もあるんだな」ともたまに思えるのは、非常に楽しい。

2011年5月7日土曜日

第1522回

第 1522 回のお題 (出題:愛染 翔子)
医者が思わず「帰れ!」と叫んだ診察患者の一言


[12位]ジャスティス智彦

和尚様「およしなさい、私に聴診器をあてても念仏しか聞こえませんよ」

46.02 pts [63.77](91.73%) Rate:10.61Up!!

現在のレート:2023.81(なかなか増。このまま最高レートを更新したい)


今回は、便利なテンプレートに頼った。
『○○○「~~~」』という、言い手を明確化する手法だ。

お題を見て考えたのは、言い手不明状態の一般的な一言よりも、
言い手が明確化された状態での、その言い手に固有な一言のほうが、
読み手(採点者)にネタの意図が伝わりやすいだろう、ということだ。

「誰かの一言」ではなく「和尚様が言った和尚様ならではの一言」。
このほうが、お題で提示された状況に沿いやすく、ネタも書きやすい。

早々からこのテンプレートの使用を決定したので、楽にネタが書けた。
結果としてなかなか高順位を取れたので、うまくいったかな、と思う。

「およしなさい」か「おやめなさい」かで幾分悩んだ。
しかしあまり差がないと思い、悩むのをやめた。

「聴診器」という言葉を使うことにやや抵抗を感じた。
「医者」⇒「聴診器」が短絡的過ぎるように思えたからだ。

ただ、あくまでネタを補助するアイテムに過ぎないので、
これひとつで台無しになることはないだろうと判断した。
「ありきたり」と「分かりやすさ」は紙一重のところにある。

ここのところ、なかなかに調子が良い。
だが、うっかりするとすぐレート2000を切ってしまう。
石橋を叩いて渡るように、気を引き締めていきたい。

2011年5月6日金曜日

第1521回

第 1521 回のお題 (出題:system)
d1521.jpg
写真で一言

[43位]ジャスティス智彦

彼女のビーチサンダルは我々が守る


38.44 pts [53.63](72.55%) Rate:0.56Down...
現在のレート:約2013.20(微減。冷やっとする)


最近、画像お題が多いように思う。
第1513回、第1517回、第1519回、そして今回(第1521回)。
ここ10回のうち4回が画像お題なのだから。

以前に比べればはるかに苦手意識は軽減しているけれど、
「悩む」という意味ではすんなり対処できていない。

それでも、今回のお題は比較的やりやすかった。
何か勢いよく台詞を言わせれば大丈夫、という類だろう。
もちろん何を言わせるかが難しい。

鋭い発想が出てくればよかったのだけれど、そうはいかなかった。
したがって、適当な言葉を選び、それを基礎としてネタを書いた。

「ビーチサンダル」は、好きな言葉だ。
「ハーフマラソン」と同じくらい好きかもしれない。

「この言葉を使おう」と決め打ちしてネタを書くと、話が早い。
「守る」という動詞は、画像との親和性が高いだろうと判断。
「我々」という表現も、同様の理由で使うことにした。

「ビーチサンダル」「守る」「我々」で大方の材料が揃ったわけだ。
あとは「彼女の」という言葉を付けて、完了。

対画像お題のアプローチとしては、邪道とも言える。
画像とは関係の無い言葉を軸にして思考をしているからだ。
しかし、邪道であっても外道ではないので、大丈夫。

ネタは、どのように考えても良い。
ここは、過程が問われるような世界ではない。

第1521回採点感想

第 1521 回のお題 (出題:system)
d1521.jpg
写真で一言

例によって、10~15回に1回というペースを守るべく、採点をした。
ちょうど画像お題の採点をしたかった、ということもある。

お題画像について、客観的に観察しよう。

決起集会、というイベントだろうか。
名立たる政治家が並んでおり、拳を突き上げている。
「えいえいおー」と呼ばれている動作・儀式の瞬間だろう。
何かの決定や意思表示に勢いを付けている、と見て取れる。

さて、皆々はこれをどうネタ化したのか。
どういったボケ要素を盛り込んだのか。
どのような独自解釈を当て嵌めたのか。

採点および微調整の結果、
分布は概ね以下の通りになった。

1点(2.1):約10%
2点(3.1):約50%
3点(4.2):約30%
4点(5.4):約10%
5点(6.7):僅少
6点(8.2):僅少

※実際につく点数は括弧内の値

高い点を入れたものが、概ね上位に集まっていた。
他の採点者との感覚的ズレがあまりなかった、ということだろう。

一方、カブリが多く見られたため、1点もやや多めに付けた。
分かりやすい画像お題だと、カブリも多い気がする。

さて、他に書くことが浮かんでこない。
こういうときは大人しくタイピングをやめよう。
余計なことをしようとすると、得てして失敗するものだ。

2011年5月2日月曜日

第1520回

第 1520 回のお題 (出題:アナルホッケー)
八百屋がいつもより張り切ってる理由

[21位]ジャスティス智彦

今日の下着は勝負レタス

3.53 pts [62.26](88.37%) Rate:9.04Up!!

現在のレート:約2013.76(ぼちぼち増加も、油断は禁物)


あまりパワーのないネタだったように思う。
型にも、内容にも、突出した斬新さは見られない。

それでもなかなかに良い順位を取ることができた。
また好調の波が押し寄せてきているのかもしれない。

「レタス」という具体的な野菜をネタに使った。
これが良いのか悪いのか、少々悩んだ挙句の決断だ。

お題に「八百屋」という文言が入っていた場合、
ネタの中に野菜を出して良いのかどうかは微妙なところ。
短絡的とも言えるし、そういう勝負だとも言える。

ありきたりは避けたい、という考えは、強くある。
誰でも思い付きそうなことに、それほどの価値は見い出せない。
ただ、そのラインの見極めは非常に難しい。

誰も書きそうにないネタを書くのは、実はものすごく簡単だ。
全然関係のないことや、意味の分からないことを書けばいい。
しかし、そうしたネタにも、やはりまったく価値はない。

遠くにありながらも、引き寄せる力を持つネタ。
近くにありながらも、引き離す力を持つネタ。
そうしたネタにこそ、面白さ、あるいは、すごさが宿る。

誰にでも届いて、誰にも届かないネタ。
そんなネタが書けたら、きっと最高に気持ち良いだろう。