第7話。
この回は、コメディ色が強かった。ウラタロスが持ち前の軟派な感じを存分に発揮し、良太郎くんに憑依して次々と女性達と夜通し遊びほうけ、そして、何も知らぬ良太郎くんがひとりの女性(ユミ)の家で目を覚ますところから、物語は始まる。
以前にも書いたが仮面ライダー電王は基本的に2話でひとつの個別ストーリーが完結する構成であり、今回は奇数話のため、全体ストーリーは特に話は進まなかった。ただし、個別ストーリーにひたすら勢いがあった。ユミの元婚約者であり、何やら未練たらたらな男(トモヤ)に良太郎くんがいちゃもんをつけられ、カフェの中で暴れるトモヤの単純な必死さが面白く描写された。
個別ストーリーは毎回毎回かなり違うテイストなのも、電王の魅力だろう。また、次回、この個別ストーリーと全体ストーリーがどのようにリンクするかも楽しみだ。
カフェ、と書いたが、このカフェは良太郎くんのお姉ちゃん(アイリ:松本若菜さん)が開いており、星に関する書物がたくさん置かれている素敵なお店だ。良太郎くんのお姉ちゃんは非常にまったりしていて、マイペースというか、天然ボケというか、何があっても動じずに落ち着いている。
弟である良太郎くんのことを非常に大事に思っている様子が強く出ており、健康メニューと称して怪しい料理やドリンクを振る舞う。疲労困憊の良太郎くんに、うどん粉でつくった自作の湿布を貼ったこともあった。主要な人物なので、今後、ストーリーに絡んでくることも多いだろう。
今回のイマジンは、ユミと契約をし、音楽を鳴らしている人々を無差別に襲い始める。ユミは何を望んだのだろうか。それはまだ分からない。
話は、モモタロスが憑依したソードフォームの電王が、敵のイマジンに激しい攻撃を浴び爆発を食らうところで終わる。徐々に敵も強くなってきたようだ。新たな力を獲得する前振りかもしれない。
次回を待て!
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