2014年1月22日水曜日

仮面ライダー電王・視聴記録06話 『サギ師の品格』

第6話。


前回、モモタロスに次いで、ウラタロスというイマジンが新たに良太郎くんに憑依した。それを受け、今回は「良太郎くんに複数のイマジンが取り憑いたことの意味」が明示される。

サッカー少年ダイキがイマジンに望んだのは、「もう一度レギュラーになりたい」という願いだった。そのことで同じサッカーチームのレギュラー達が次々と襲われ病院に運ばれていることにダイキ自身は気が付いていたが、事件を調査していたハナに何か知らないかと尋ねられた際、本当のことを言うのが怖くて「何も知らない」と嘘をつく。

そんな中、ウラタロスは巧みな話術や詐欺師的な振る舞いで周囲を翻弄しようとし、一見すると事態の収束や事件の解決に真面目に取り組む様子ではない。「人生を彩るのはひとつの真実よりも百の嘘だよ」と語り、適当なことばかり言うウラタロスに対し、ハナは「真実から逃げることを嘘っていうの。そんなの卑怯でしかない」と怒る。

それを聞いていたダイキは、自分がしていることの誤りを悟り、イマジンとの契約について正直に話す。このとき良太郎くんは、ウラタロスは事件の真相を既に見抜いており、ダイキくんに自ら真相を話させる為に、あえて軽薄な態度をとってハナの言葉を引き出したのだと解釈した。ウラタロスは人の為に嘘をつくこともできるの良い奴なのだと判断し、良太郎くんはウラタロスを受け入れる。

そして、過去に飛んだイマジンを追って、バトルが始まる。始めはモモタロスを憑依させソードフォームで戦うが、敵に海中に引き込まれてしまい、身動きが取れなくなる。モモタロスは泳げないらしい。そのとき、今度はライダー状態の良太郎くんに憑依するイマジンがウラタロスに切り替わり、新たな形態「ロッドフォーム」に変身する。

釣り竿と槍(銛)を合わせたような武器や身軽なスピードによって敵のイマジンを見事に撃破するロッドフォームの仮面ライダー電王。新しいスタイルの、新しい力。こうして良太郎くんと共に戦うイマジンが、2人に増えたのだった。モモタロスとウラタロスは仲が悪そうだけれど、きっとこの2人の間にも絆が生まれ、協力することによってすごいパワーを発揮する展開も見られるはずだ。

さて、ここまでのストーリー進行によって、仮面ライダー電王の能力やそれを取り巻く設定が見えた。

まず、今後も良太郎くんに憑依するイマジンは増えるだろう。オープニング映像ではネタバレとして4人まで確認されている。そして、それぞれに憑依されたときの良太郎くんの性格や外見上の特徴があり、4パターンの電王のフォームがあると考えられる。そもそもライダーの変身ベルトにボタンが4つあるので、各ボタンが各フォームに対応しているようだ。決め台詞もキャラによって異なる。このあたりは、ひと段落して情報が揃ったら整理して紹介したい。

相変わらず、神回だった。まだ6話なのに、ものすごい充実感。既に様々な見せ場を惜しげもなく披露してくれているにもかかわらず、「まだまだこんなもんじゃない」という余裕が感じられる。どこまで楽しませてくれるんだ、電王。

次回を待て!

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