2010年11月13日土曜日

第1452回

第 1452 回のお題 (出題:時間よ揉まれ)
高校野球の実況で絶対に言ってはいけないこと

[104位]ジャスティス智彦

あの4番打者は近所の人から「ドーピングモンスター」と呼ばれています

32.92 pts [45.35](33.55%) Rate:16.47Down...

現在のレート:1734.27(逆突破。Easy come, easy go)


「急募、コンスタントに3桁順位を取れる人」
という求人が出ていたら、きっと僕は応募資格があるだろう。
働きはしないが、電話ぐらいはしてしまうかもしれない。

さて、今回の失敗原因について語ろうか。
つまりは、「カタカナ固有名詞の組み合わせ」の話だ。

既存のカタカナ言葉を組み合わせて良い感じの響きをつくる、
という試みは、わりとよく見かけるように思う。
僕のネタの中では、今回を含めて以下の2例が該当する。

・ドーピングモンスター
・ハイパーウォシュレット

どちらも順位は悪い。
しかし、個人的には響きが気に入っている。

ここに、問題があるのだろう。
「響きの良さ」は、ネタに採用するには危うい。
その中でもカタカナは、特に、という感じがする。

カタカナは基本的に、「テンションが高い言葉」だと思う。
それは字の形や、英語的な音に起因するのだろう。

この「テンションの高さ」は、自分の精神状態によって、
なぜかグッとくるタイミングがあり、それが心を奪ってしまう。
そして、心を奪われているのは、波長が合ったそのときの自分だけだ。

きっと、嵌まれば点を取れるのだろうが、
採点者にもうまく嵌まってくれる可能性は低い。
カタカナの使用も、制御していかなければ。

気にし始めると、どんどん言葉の遣い方が難しくなってくる。
そのうち、何もかも危険な香りがして尻ごみしてしまうかもしれない。
少しずつ経験を積み重ねても、次々に新しい恐れが出てくる。

「信頼」は、難しい。

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